2024年11月17日開票の兵庫県知事選に立候補し、話題を集めた稲村和美氏。
稲村氏は、2010年から12年間尼崎市長を務めた実績の持ち主です。
様々な政策を実行し、次の市長選に立候補を期待されていましたが、突如「立候補しない」と表明。
なぜ退任したのでしょうか?

今回は、稲村和美氏がなぜ尼崎市長を辞めたのか?USB紛失事件とは無関係なのか解説していくニャ!



気になりますね!
ねこ先生、解説よろしくお願いします!
稲村和美はなぜ辞めた?


稲村和美氏が、尼崎市長をなぜ辞めたのか調べてみると、2つの理由が浮上しました。
・稲村和美氏は、元々3期12年が区切りだと考えていた。
・手ごたえが出てきたところで、信頼のおける人にバトンを渡したいと思ったから。
尼崎市長を3期12年間務めた稲村和美氏は、4期目の市長選には出馬しない意向を表明し、退任しました。
在任中に稲村氏は以下のようにコメントしていました。
3期目に入る時点で、3期が一つの区切りだと思っていた。
神戸新聞NEXT
来年度からは新たなステージに入るということで、ここが一つのタイミングだと考えた。
3期目の任期満了を迎える1年前には、近い人に意思を伝え始めていたようですね。
「もう一期頑張るべきじゃないか」という声も有ったようですが、稲村氏の中では退任への迷いはなかったそう。



ご自身の中では、やり切った!と思えたのかもしれないニャ!
稲村和美の尼崎市長退任は、USB紛失事件と無関係?


稲村和美氏が退任を公表した際に、噂されたUSB紛失事件との因果関係ですが、
稲村和美氏は会見で、「USBメモリー紛失事件と進退の判断とは関係ない」とコメントしています。



どんな事件だったんでしょうか?
2022年6月23日、尼崎市の委託業者が全市民約46万人の個人情報が入ったUSBメモリーを紛失したという事件が発生。


翌日24日にUSBは見つかったものの、データの管理状況や業者への指示が徹底されていなかったことから、市のチェックの甘さが露呈しました。
これを受け、稲村氏は当時の期末手当約195万円を全額カット。
不祥事を謝罪しました。



個人情報の流出は、市民にとってはすごく不安だったでしょうね・・・。
イメージ向上にも努め、その手応えが出てきたところで今回、USBメモリーの紛失事案が起き、市政への信頼を損ねることになったのは、じくじたる思い。
神戸新聞NEXT
しかし、稲村氏が尼崎市長を辞める決意をしたことは、USB紛失事件とは関係なく、あくまで区切りだと考えたからだと稲村氏はコメントしています。
稲村氏は行政改革に取り組み、一定の道筋をつけることができたことで、退任を決意したようですね。



稲村氏は財政再建に取り組みながら、医療費助成の拡充や子育て支援センターの拠点整備を進めるなど、様々な実績を残したニャ!



やはり、自身としてはやり切ったと判断したという事ですね!
まとめ
今回は、稲村和美はなぜ辞めた?尼崎市長退任はUSB紛失事件と無関係?をお送りしました。
2024年の兵庫県知事選挙では惜しくも当選とはなりませんでしたが、今後女性政治家としての活躍が期待されている1人ですので、動向に注目が集まっています。
「対話と信頼無くして改革なし」とご本人が述べられているように、もしどこかの知事になったら県民の気持ちに寄り添うリーダーになってくれそうですね。
今後の稲村和美氏の動向に注目していきたいと思います!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。




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